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◆あまなつ制作記◆

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創る=殺すこと

何か創作活動をしてる人なら感じたことがあるかもしれない。
創ることは、殺すことだという感覚。

例えば作曲家なら、次の音をドと決めた時点で
その他全ての可能性を殺すことになる。
絵描きなら、次の線を描いた時点で
その他に存在しうる無数の線の可能性を殺したことになる。
ゲーム作りだって、次の動作やセリフを決めた時点で
他の分岐の可能性全てを殺したことになる。

つまり創ることは可能性を殺すことの連続で、
そうした行為の繰り返しの末に作品が出来上がる。
一つの作品は、無数の「可能性の屍」の上に成り立ってる。

最近思うのは、良いものを作るのに大事なのは
壊す勇気、潔くボツにする勇気、殺す勇気とかそういうの。

時間や労力をかけて作ったものだと
どうしても「せっかく作ったんだし・・」って
妥協して採用してしまう。それ繰り返してたら
いつのまにか、妥協の塊の作品になってたりして

ただ作るより、作ったものをボツにする方が辛いし勇気もいる。
私のかけた何十時間、何百時間は何だったのか?
ってただの徒労でバカみたいに思えたりもする。

でもボツになったものもただの無駄じゃなくて
屍は作品の土台として、必ず糧になってると思う。
一つもボツにせずに出来上がった作品より
いくつもボツにして、試行錯誤の末に出来上がった作品の方が
深みがあると思う。その作品を支える屍の土台には
作者のかけた膨大な時間と労力と情熱が詰まってるはずだから。

そして葬った(ボツにした)分だけ、
その死を糧にして、絶対良いものを作って見せる!
っていうモチベーションにも繋がる気がする。
お前達(ボツ)の死を絶対無駄にはしない!
ってRPGの主人公みたいな心境で、日々作っています。

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